育休中の暇つぶし

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無痛分娩レポ 私が無痛分娩にして良かったと思う理由

 私は2021年8月に初めての出産をしました。そこで私は無痛分娩を選びました。無痛分娩についての詳しい説明はググったり産院での説明があるかと思いますので割愛します。今回は実際に行なった無痛分娩の体験記です。無痛分娩については賛否両論あると思いますが私の一意見です。無痛分娩を検討している方の参考になれば幸いです。

 

 

無痛分娩を選んだ理由

  1. 痛いのは嫌だった

 それだけです!(笑)そもそも「出産って痛い」っていうのは皆さん共通認識があると思います。私は看護学生時代、3人の分娩に立ち会いました。そのうち一人は陣痛中から立ち合わせていただきましたが、それがまあ痛そうで、背中をさするしかできない自分がもどかしく思ったのを覚えています。(実際私はコロナ禍出産で、立ち会いNGだったため、背中をさする人が喉から手が出るほど欲しかったです。)その後赤ちゃんが産まれてきて、痛みから解放されたお母さんの顔は忘れられません。でもその後は会陰縫合などの処置もあり、お母さんの苦痛は続きます。こんなに辛い場面を見て、私は果たして出産に耐えられるのだろうかと、不安になり、こんな痛みを経験するなら出産したくない!とまで思いました。でもその場では堪えられたんですけど、実習が終わったあと、教員との振り返りの途中で、3人の命の誕生を思い返して涙が止まらなかったんですよね。そこで私は、「絶対に出産がしたい!」と思うようになりました。痛みのことは忘れていました。

 その後看護師になり、(産まれて数日の小児の患者さんも担当することもありました。)月日は流れ、妊娠が発覚しました。すっごく嬉しかったです。と同時に、あの辛そうなお母さんの顔を思い出し、怖くなりました。そんな時ちょうど、「逃げ恥」の新春スペシャルが放送され、ドラマ内でガッキーが計画予定無痛分娩をしているのを見て、無痛分娩があるじゃないかと思い出しました。夫と一緒に見ていたのですが、夫も無痛分娩に賛成で、無痛分娩にすることにしました。

 

無痛分娩をするか迷った点

  1. 硬膜外麻酔の合併症が怖い
  2. 分娩時間が長くなりすぎる可能性がある
  3. 「お腹を痛めて産まないと愛情が・・・」という都市伝説

上記3つの点で迷いました。

まず合併症についてですが、麻痺とか最悪の場合死ぬ可能性があるとか怖いことが色々書かれていたので私も迷いました。私は外科の病棟で働いていたので、硬膜外麻酔の管理もしていました。毎日の様に手術が行われ、患者さんは硬膜外麻酔を入れて帰ってきます。確かに、おしっこが出ない人や血圧が下がった人もいましたが、5年間働いて大きな合併症を起こした人を見なかったので、大丈夫だろうと、思う様にしました。それに、無痛分娩でもそうじゃない分娩でも命懸けです。あと、もしも帝王切開になったらどっちにしろ硬膜外麻酔は経験せなんやん、と思うことでも腹をくくれました。

二つ目に分娩時間の遷延です。初産婦では、無痛分娩にすることで分娩時間が長くなり、結果的に帝王切開になる人が多いと、後輩の助産師さんに言われました。でも、分娩時間が長くなるならそれこそそんな長い時間痛みと闘ってらんない!と思ったので、無痛分娩を決意しました。

最後に都市伝説についてですが、多少気にはしました。年配の人とか、自然出産論者には無痛分娩をするとは話しにくく感じることはありました。決まって「みんな耐えれたんだけん、耐えれる。」と言われました。(結論からいうと、麻酔開始までの子宮口5cm前後の時の陣痛でも耐えれませんでした。)「お腹を痛めて産まないと愛情が・・・」については医療者ですのでそんなエビデンスのない話は無視です。

 

実際に無痛分娩をしてみて

長くなったので実際の分娩の流れについては別記事で書きます。ここでは感想だけ。

「無痛分娩にして良かった〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

です。産道を通る瞬間(鼻からスイカ)の痛みはゼロでした。なので赤ちゃんが出てくる瞬間を、冷静に見ることができました。

(何か紫だな、大丈夫かな、全然泣かんじゃん。ドラマと違う!!)

とか思いながら、めっちゃ吸引されている我が子を「頑張れ!」と応援しながら見ていました。と同時に、(朝4時だったので)自宅で寝ている夫に電話をかけて「産まれたよ〜ん」とめちゃくちゃ軽く伝えることができました。夫も寝ぼけてるし、私がそんなに軽く言うもんだから、最初は夢か現実か分からずにいる様でした。

 その後も裂けたところを縫合されながらも、全然痛くないので冷静に電話をしながら初乳をあげるなどして時間を過ごしました。もちろん出産をしているので、身体にダメージはあるようですが、汗一つかいていませんし、疲労感もありませんでした。無痛にしなかったら、入院中もっときつかっただろうなと思います。

 

まとめ

とにかくこの記事で伝えたいことは、無痛分娩を少しでもしようかなと迷っている人へ、無痛分娩を強くオススメするということです。個人差はあると思いますので、最終的には病院の説明をしっかり聞いて決めて欲しいのですが、私にとってはメリットしかありませんでした。特にコロナ禍で立ち会いができず、看護師であるが故にナースコールを頻回に押す勇気のない私にとっては。

次回は無痛分娩の実際の流れについて書きたいと思います。

 

 

 

 

 

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